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アレルギーの授業

本日の高校生物教師の仕事は、アレルギーについての授業だった。一昔前は、免疫の話題など教科書にはなかったのだが、今は生物Ⅰでも項目になっている。ただ、アレルギーの事などは、生物Ⅱの分野なのだが、図集などには、かなり細かい記述まで参考として記載されるようになっている。今の医療や、自分自身の健康を守る観点からは、免疫学の基礎は必修である気がする。

どうせなので、アレルギーの5分類についても、簡単に取り上げた。とにかく、免疫は複雑な現象である事を理解してもらえれば、目的は果たせる。骨髄移植の事、臓器移植の事、花粉症の事、身近な社会問題も、免疫についての科学的知識があるかどうかで、意見の持ち方も違ってくる。

衛生仮説についても話題提供。これは、ウシの糞などにいる細菌が出すエンドトキシンという物質に幼い頃にさらされると、免疫系のTh1細胞と、Th2細胞のバランスがアレルギーになりにくい体質の方に傾き、結果的には、アレルギーになる子供が少なくなるという仮説である。

もちろん、仮説であり、確実に実証されていない。子供は不衛生なな所で育てた方が丈夫になる・・・みたいな単純化された捉え方をされると困る。疫学的なデーターなどを、きちんと提示して説明しなくてはならないのだが、なかなか困難だ。

不正確な事は伝えたくないが、大切な事は伝えたい。良く資料を集めて、授業はしなくてはいけないが、時間がかかる。

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