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生ゴミ堆肥化検討委員会傍聴

生ゴミ堆肥化検討委員会の傍聴をししまた。勉強会の形で議論が進んだようで、意見がまとまって来たようです。家庭内処理、有機物資源としての意識改革などの大筋が合意されて、細部の技術的な議論に進むように受け取りました。

モデル事業の規模も、矮小なものにならずに全市的な方向に進んでいるようです。化学分析も、話題になっていましたので、実現される事を強く期待します。

 気になるのは、剪定枝は、ここでの議論にはなっていないようですが、どうなるのでしょう。自分としては、一番気になる所です。「広域化」の方で取り扱うのでしょうか。出される時は、生ゴミの比ではない分量になるので、なんとかしたい。

「生ゴミはゴミでなく、資源としての有機物との考えへ意識改革を」との委員長の言葉があったが、頼もしい方向性です。

来年度、モデル事業が設定されるようですが、小田原の意識の高さが試される事になるのでしょう。もし、すべての市民が、高度な問題意識をもち、科学的知識と技術の持ち主だったらゴミ問題は、そもそも存在しない。行政の仕事と言うのは、理想からは遠い現況を悪く言えば「尻ぬぐい」する側面もあります。性悪説にたって、人間の不足部分を補うのが行政や国家だと言う理論からすれば、ゴミ行政が必要なのは、個々の市民の意識に頼っていては、町がゴミだらけになるとの前提があるからです。

現実と言うのは、完全な理想からも遠いけど、完全な性悪説からも外れる。中間でもないけど、グレーゾーンのどこかの色合いだと認識するのが賢明な所と常々思っています。どんな色合い堆肥化の試みはになるのでしょうか。

有機物としての意識改革が出来たら、次は、有機物と無機物が変換しながら循環している「生態学的思考」への意識改革がなされる事が次のステップです。

「堆肥化」と言う言葉に捕らわれると、なんでもゴミは「処理」しないといけないといった発想になりがちです。堆肥化も長い歴史の中では、人工的な発明品で、自然な経路ではありません。自然な生態系は、植物体も動物の遺骸も、みんな地表面に落ちて、昆虫に食われる、菌類に分解される、細菌類に分解される、土壌の母岩に吸着される・・・と複雑な過程をへていきます。

完熟堆肥が必要なのは、耕起と農業美学に基づく農法ですが、無耕起栽培や、林業的粗放農業だったら、また違う発想があるかもしれせん。次の、次の段階として、少し、有機物の総合的循環の「一般理論」を構築できたら有意義なのですが・・・

身近な事ですが、ちょつと実験と言う事で、家で、「野菜屑」だけ、植物由来の有機物だけを分別して、表の箱に放置するという実験をしてみました。発酵でなく、「虫」にも関与してもらおうとしたら、ショウジョウバエ大発生。家のあちこちに、飛び交う事になりました。昔実験材料だったので、あまり気にならない自分ですが、マンション暮らしの人なら、気絶するかもしれません。

気がついた事は、生ゴミと言うのは、体積としては、大部分が野菜屑。肉やら、魚やらは、案外と全部胃の中に入ってしまうようで、分別すると少ないようです。人間の栄養バランスと、堆肥化の時の微生物のCN率などは、そんなに違わないはず。可食率、調理の程度、人の食塩などの要求量など、いろいろな要素を総合的に計算したら、「有機物処理」の一般理論ができそうですが、どんなものでしょうか。

どうでも良いけど、次はショウジョウバエに少し黙っていてもらう方法を考えなくては。

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