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国際二宮尊徳学会

国際二宮尊徳思想学会が京都産業大学に開かれ、昨日の基調講演に続き、本日は本格的な個別の講演と質疑応答が行われた。

今回のテーマは、「21世紀社会の経済改革と報徳思想」である。

中国・韓国などから49名、日本から228名の参加者があり、松沢成文知事などの基調講演で昨日より始まった。

中国でも急速な経済発展にともない、格差の拡大、環境問題、拝金主義、道徳観の衰退など、各国共通の社会問題に直面して、様々な倫理学的な課題が研究されている。その中で、二宮尊徳の思想と実践が、多少なりとも中国の研究者に公的にも取り上げられているのが身近に感じられた。

様々な発表があり、様々な人が、様々なとらえ方で、二宮尊徳を現代に活かそうとしている様子が分かる。ただ、それ故に、それぞれが自分の思いを述べているだけで、体系的にまとめあげていききれていない印象があった。

最初の発表で、淑徳大学の前田寿紀先生が問題提起されていたように、「経済改革と報徳思想」というテーマが何を模索しようとしているのか、議論の座標系とでも言うべきものが、設定されていく事が望まれる。


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