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2011年1月

地球にやさくし・・?

標語に「地球にやさしく」「地球を大切に」・・などの言葉が並びます。だれが言い出したか、尊大で傲慢な言葉です。

 人類にくらべたら地球の存在は壮烈に大きいので、人がやさしくしようとしまいと、大切にしようとしまいと、地球の公転が変わるわけではありません。

マントル対流で大陸が動き、山がつくられ、大気が動くスケールに較べたら、人間の存在は小さなものです。

 環境問題は、地球をとりまく薄い層の中での出来事です。二枚のガラスに挟まれた薄い層に、生き物がひしめいています。その中で一種の生き物が、ゴミや化学物質を散らかしています。

薄いガラスに挟まれている事に気付かないので、その生き物は色々な事をします。やがて、毒物は増えて、まわりの生き物は段々死んでいき、やがて自分も死ぬ事に気付かないので、いろいろなものを散らかす事を止められません。

 環境問題の目標は「自分を大切にする事」「自らが生き延びる事」です。地球にやさしくでなく、自分にやさくしくする事です。大切にすべきものは自分の命です。この事に気付かない環境への運動は、空虚です。

 「地球にやさしく」と言う言葉には、自分が大きな存在であり地球もその支配下にあるとの思考がつきまといます。「出来る範囲で、小さな事を少しずつ。」そんな事で広大な環境破壊は止まらないでしょう。地球にやさしくとつぶやきながら自分は変えずに、いろいろなものを散らかす生活を改める事です。

 地球にやさしくとか、環境大切にとか言う環境活動から、自分を大切にする環境活動に進化させたいものです。

                       もりもり

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1月2日 山中城址公園にいってきました

静岡県三島市にある山中城跡公園にいってきました。箱根駅伝があるのを忘れていて、箱根新道で大渋滞。少し太陽が低くなってしましいました。

植栽部会の宿題が出て・・・ちょっと植栽管理の仕方など参考のために見学にいきました。障子堀跡に芝生がはってある写真を見て、気になっていたのです。

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こんな具合の堀がいたる所にあります。発掘も大変だろうし、さらに芝生の管理も大変だろうな・・と手入れの事ばかり気になりました。


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こんな特殊な地形を芝生や各種グランドカバーで保全していくのはなかなか困難です。大雨が降ったらどうなるのだろうか・・・・

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急傾斜の所では、霜柱のために浮き上がって、こんな具合に崩れています。細い「土塁」などを植物の力だけで永年保護できるのだろうかとも考えてしまいます。

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芝でなくて、樹脂のネットとリュウノヒゲでしょうか。こんな工法も使われていました。芝より安定するとは思いますが、プラスチックを使うのはどうなんでしょうか。


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自然に分解するのだろうか、どれだけ持続性があるのでしょうか。生物にとってどんなものでしょうか。いろいろ考える所はあります。

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土塁の上にツツジを植えたようです。ツツジのある所は溶けないで残っています。ツツジは確かに根がしぶといので、土の安定に良いのでしょうか。ツツジに代わる、良い植物はないのでしょうか。

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ツツジがこんな具合に玉に刈り込んであって、造園としては良く手入れしています。ただ、日本中どこでも斜面と言うとツツジなんだけど、史跡としてどうなんでしょうか。戦国時代にはツツジは植えられていたか・・・戦のための施設としての城に、どう植物が生育していたのか。

遺跡調査の時に「花粉分析」でもしたら、古植生が再現できないか・・・できたら、ちょっとロマンがあります。戦国武将が踏みつけた草はなんだったか・・・・?


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モグラ君は、どこでも元気です。人の手が入らなくなれば、どんな施設も、沢山の生き物によって、思いの他スピードて自然に戻っていきます。人の手入れの永続的な量と、「自然力」の釣り合う所で景観は決まっていきます。 「公園」にいくと、つい「管理」に目がいってしまいます。

手入れと自然力の適度な釣り合いがとれている公園は美しいと思うのですが。山中城公園は、手入れしたて、管理者の苦労が伝わります。ずっと維持されれば良いのですか。

近いので、また調査にいってみたいと思います。

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12月27日史跡小田原城跡調査・整備委員会植栽専門部会

史跡小田原城跡調査・整備委員会植栽専門部会の第一回の会合が行われた。

 小田原城址公園の樹木伐採の問題から発した専門部会だが、どういう訳か自分が委員(部会員)になった。専門の先生方が沢山おられるので、あまり出る幕はない気がするが、御幸浜に住んで毎日のように通勤経路だったり、散歩コースだったりしたので、そんな立場で何か言える事はあるかも知れない。

 会合では、説明を受けながら現場を見て回った。こうして改めて見てみると、決してうるおいのある環境には自分には思えない。自然の森や、植林地、植物園などの方に慣れている自分にとっては、小田原城址公園は、緑豊かな環境には感じられない。

 一番、気になるのは「地面」が丸裸な事だ。人が樹木の根元を自由に歩き、堅い地面に樹木の根が浮き上がっている。木が「虐げられている」と感じるのは自分だけだろうか。もっとも、このような樹木管理は、日本中どこでも行われている。

 歴史公園なので、遺構などは第一に保存されないといけないが、その範囲でも、もっと樹木や動植物に対して、対応できる事はある。自分は造園や都市計画には素人なので、逆に素人としての感覚で、役に立つことがあれば良いかと思っている。

 少しだけ発言した事がある。憩いの場としての公園と、歴史の場としての城郭が対立するようだが、両者を高い立場で統合していくとすれば、「古植生」の再生を目指すしかない。歴史的建造物が再現されているとともに、その時代の詩に詠み込まれているような植物が見られる公演なんてあったら、それこそ市民も観光客も楽しいと思うのだが。

 少しばかり行き違いから始まった今回の委員会だが、議論するなら夢のある、今までの学問や技術の枠を超えるような知見と技を駆使した公園になったら楽しいのだが。


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星の見える町

コウノトリ・・、森・・、 水・・、海岸・・、土壌・・、

環境にとっ大切なもの・・

論者によって色々なものが取り上げられます。それぞれ大切です。


自分は「星」です。環境を守り改善していく究極の目標は「星の見える町」です。

鳥取の町に夜中に到着したら、天の川がうっすらと見えました。県庁所在地でも天の川が見えました。関東の町中で、どこなら天の川が見えるでしょうか。


晴れた日なら、いつも星が見える町に住む・・・多分、そこに住む人の思想は高貴なものに違いない。星空の元で宇宙について垣間見る・・・そんな事を日々行える人間は、視野の大きな気高い心の持ち主になる・・・そう思います。


環境問題の全体を把握するには、宇宙の果てから地球を眺める視点が必要です。時間的に距離的にそのスケールの中で、問題を把握して未来を計画する。海も山も、生命も生まれて、変化していく。

小さい頃、粗末な望遠鏡で見た月の山と海・・屋根に寝転んで見ていた天の川・・・その後、中学生ながら自分畑を耕して、自作の無線機で外国と交信して、高校は天文部、やがて農学部で遺伝学を学んで・・最近は森とか生物多様性に関わるようなりました。

だから、やはり「星」が、自分の世界観の元になっています。宇宙のスケールが分かると、地球は大きなものにも小さなものにも感じられます。

地球の小ささを把握する事が、環境問題把握のスタート地点です。そして、その大きさから自分の住む場所をみつめる事が問題解決への糸口です。

いろいろ環境を守る運動はありますが、「星空を守る・・」は、極めて少数派でしょう。余計な照明はなくしていく、大気を汚すあらゆる物質を減らしていく、、、その目的は、星空が与えてくれる高貴な世界観・・・

こんな問題設定に賛成する人は、あまりいないでしょう。でも、身近なゴミ、樹木、水、から始めて、最後にたどりつく環境問題は、多分「星空」です。

星空を取り戻すために、町の緑、河川、地下水、農業、森・・・身近な入り口から環境を星空の方向に進めて貰えれば幸いです。

も/あ

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門松とうさぎのクラフト

当方制作の門松とウサギのクラフトセットです。

ウサギはヒノキ材 環境再生プロジェクトモデル事業の間伐材利用

タケは下曽我応援団ぷらむで頂いた真竹

マツは小田原フレンドリークラブで手入れしている酒匂の荒れ地の枝下ろし材

・・・いずれも、本来野原に放置されるものを利用しました。

イネ・・も地元のものにしたかったのですが、急に集まらなかった・・・・

セットで1000円、うさぎだけだと300円 うさぎは沢山あります。欲しい方はどうぞ。

Usagi1

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