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割り箸生産の工程

小田原の間伐材を利用して割り箸を生産するプロジェクトをいくつかの会の協働で進めています。将来は生産プラントが出来れば良いのですが、まずは小田原の材を群馬桐生の生産場所に送って試作をしました。

群馬まで送ってはウッドマイレージがよろしくないのですが、あくまでも研究のための試作です。4000膳程度作って、市内いろいろな所で使ってもらっています。

なかなか課題が多いのですが、まずは生産工程を見てください。材の運搬を兼ねて桐生まで4月にいってきました。

1 近くの森林組合などから、提供を受け、まずはこのような形に整形・皮剥きをします。

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2 自動的送りのバンドソーで14ミリの板材にします。

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3 丸鋸盤で長さを一定に切断します。


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5 こんな形の板材ができます。

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6 これを一定の幅に同時切断する機械にいれます。割り箸を割る前の形の材ができる事になります。


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7 箸のもとになるパーツができます。この段階で乾燥させます。


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8 このままでは、曲がったものや、節のあるものがあるので、手作業で選別します。地道な作業です。

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9 選別すると50パーセントほどの使えない材が出てしまうそうです。今の所利用方法がないそうです。箸一般つくるのに、同じ程度の材が無駄になるのでもったいないです。


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10 いよいよ割り箸製造機に入れます。真ん中を切って、整形する刃物が中で回っています。


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11 出来た割り箸。こんな形でどんどん出来てきます。


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12 この後、一本一本手仕事で検査。袋詰めする場合も手作業です。

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13  今回、小田原から運んでいった材は、このような板材でした。運搬の能率を考えると、こちらでどこまで加工するか課題です。


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●  これからの事

 かなり安易に使っている割り箸ですが、大変な工程を経て作られているのがお分かりになるでしょう。

材を有効に利用して、またコストを下げるには、いろいろ技術的な課題も多そうです。

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コメント

割り箸の製作工程の公開、ありがとうございます。
写真付きで、とても分かり易い内容でした。

間伐材をどのように活用するか。
一朝一夕には解決しない課題だと思います。

色々と試行錯誤を繰り返して、良い方法を見つけたいですね。

投稿: 原田陽輔 | 2011年7月22日 (金) 18時03分

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