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割り箸生産の課題

小田原の間伐材を利用しての割り箸生産プロジェクトですが、課題や今後の事などメモしておきます。

1 割り箸だけを生産するラインで間伐材を利用すると採算が良くありません。割り箸には無節の部分でないと選別の段階の歩留まりか悪くなります。心材の所を建築材に使い、周辺を割り箸に回すのが良いと言われています。

2 皮むきや選別の段階で出る材を、別の形で使える仕組みが必要です。このままでは、割り箸生産がゴミ生産過程をうんでしまいます。燃料やバルブなど何かとの組合せが好ましいです。

3 ヒノキでもスギでも、基本的には使う事ができます。ただヒノキは臭いがある事と、今回ヤニがでた問題がありました。伐採や製材の時期や、乾燥の方法や時期など、いろいろ工夫が必要です。また、ある程度ストックが必要ですが、あまり長く貯蔵する事は好ましくなく、伐採から製造・販売・利用までの生産の時系列を整える必要もありま。

4 試作なので、コストは何も感変えていませんが、今の所、まったく採算性はとれていません。もともと国内材を利用しての割り箸生産は、経営的に成り立たないので、外国産が使われて、環境問題となっているのです。

5 地産地消の運動の中で、地元ブランドの付加価値をつけて、消費者が高くても環境に良いものを選んで費用負担してもらえる仕組みが必要です。

6 上の目的のためには、林業・製材・生産・販売・利用・ブランドイメージづくり・・の関係者がネットワーク化される必要があります。

7 割り箸も、使用後の処理(炭にする・・・バイオマス・堆肥化など)、循環の輪をつくる必要があります。

8 割り箸・・だけでなく、 高級箸・・地元産の塗り箸など、工芸と組み合わせた、箸一般の生産や利用も考えていく必要があります。

要は、できるだけ広いネットワークをつくる事。そして、緻密に技術的な課題を克服していく事でしようか。・・・・

自分は、技術的な立場でしか関われないのですが、プロジェクトを回せる担い手がもっと必要な段階です。

いろいろ協力して頂ける方、よろしくお願いします。

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コメント

ここで言われることに納得です。割り箸に関心があって、ワリバシカンパニーに注目しています。しかし何とか樹恩のように、施設への雇用機会となることを願っています。

投稿: ながさか | 2011年12月11日 (日) 20時23分

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