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環境を考える戦略的思考

「戦略的」という言葉があります。部分を考える戦術的に対する、全体を考える意味をもつ軍事や経営学の用語です。最近はより包括的に意味を与えられて、全体として目的を達成するための複合的な思考の方法をしめしてきます。

環境問題を考え解決していくには、戦略的な思考が必要です。

環境問題の取り組みとして、二酸化炭素削減、生物保護、エネルギー、自然景観・・・数多くの分野があります。これらの中には、部分としては対立せざるを得ない場面も出てきます。風力発電は二酸化炭素削減には有効ですが、野鳥の保護には問題もあります。

「環境運動」も全体的思考から外れると「ひとつひとつとしては正しいが、地球全体で考えると間違っている」ような事が時としておこります。

戦術を考える人に較べて、戦略を考えられる人は極めて少ないと言われます。人は部分だけに目がいき、小さな範囲で物事を考えやすいからです。

「環境学」と言う学問の固有領域があり得るのか、疑問に思う事があります。生態学とか化学とか物理学とか伝統的な学問の寄せ集め的な面もあり、いまいち「環境の専門家」と言える人がいない気がします。

もし、環境学の「固有領域」とは何か考える事があります。様々な関連学を統括して環境全体を適切に改善していく戦略を組織するのが、環境学の固有領域ではないでしょうか。その意味では、環境の専門家はいなくても良いのかも知れません。地球環境全体と人類全体を思考していくとすれば、もう特定の専門家のやれる事ではなくて、「みんなで考える」しかないからです。

戦略的思考の出来る練習をしてみたいと思います。

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