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階層性世界観

正しい知識をもつための王道は・・・まず、数学をきちんと学んで頭を鍛える。

次に、その力で物理学を学ぶ。当たり前の事を当たり前であると言える頭脳ができる。

次に化学を学ぶ。できるだけ実験をして、どんな出来事も化学反応のひとつだと言う確信をもつ。

有機化学の応用として生物学を学ぶ。命も化学反応であり、遺伝や生理も数式どうりに動いている事を身にしみて覚える。

ここまでの基礎学力があれば、大脳生理学とかはすぐに分かる。どんな複雑な人間感情も、神経回路網でおきている出来事だろうと分かる。

天文学から地球物理、地質学と進んで、数億年単位のスケールを身につける。人類の愚劣の歴史も、その中にきちんと位置づけられるようになる。いつか人類が滅びる事も、地球が太陽に取り込まれていく事も、有りと前の事と認識できるようになる。

こんな順番で物事をきちんと学ぶと、ひとつの世界観をもつ事になる。階層性世界観といって良いだろうか。本当の科学者とは、このような階層性世界観を身につけている人間の事をいう。

すべては物理法則や化学反応である・・・還元主義と言うが、それとは違う。物理も化学も生物学も実験や調査をしつつ学ぶと、還元主義には陥らない。多様性の無限さにすぐ気付くからである。

理科教育、科学教育の目標は「階層性世界観」を次世代にももってもらう事だ。狭隘な部分知、専門という知的病に陥ってしまって、階層性世界観をもっていない科学者や教員も多い。

環境について考え、実践していくには階層性世界観は不可欠である。環境を改善していく「戦略的思考」は階層性世界観から導かれる。

階層性世界観を是非学んで身につけて欲しい。少しは仲間が増えるのだが。きちんとした階層性世界観をもつ人は小数なので、仲間がすくないのだ。

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