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【木工ろくろ】 器のお尻は洗う人のため

木工旋盤で器つくり。ヒノキの深皿をつくりました。

さて、木のお皿やお盆は裏面に「いとじり」と呼ぶ円形に凹んだ部分があるのをご存知でしょう。ここで、回転する機械に取り付けて削る訳で、ないと旋盤の機械にとりつきません。

でも、この糸じり・・・・洗うときには、どうも汚れが貯まりやすい。頻繁に洗うような日用品では、ここの水をとりにくい。洗う立場の方から文句が・・・

で、いとじり の所を削ってなだらかにした器を作りました。他にも自分のつくるものは、できるだけ洗いやすい器を心がけています。

この部分、どうやって削るか。機械に取り付けるには、いろいろ技がいるのです。チャックと言う機械式でも、真空吸引の機械でもできるけど、面倒・・・。 自分の所では、こんな風に「形木」にはめ込んで取り付けます。

簡単なようで、裏表の軸がそろわないと、いびつになります。金槌のひとたたき・・でぴたりと定位置に・・って訳にいかないので、苦労するのです。

こんな、工夫のある器はどうしても高価になる。でも、それだけ使いやすいと思います。器を購入される時、こんな工夫のものは、高くても買ってくれると、工芸家達は一生懸命工夫をすると思います。

器の表面は、周りで見てる人のため。
器の内部は、食べる人のため。
器のお尻は、洗う人のため。

なのかも知れません。器のお尻も良く評価してやってください。

Img_7516
ヒノキの深皿。左は「いとじり」がそのまま残っています。右は削ってなだからにしてあります。洗うときに楽・・
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こんな風に形木に被せて固定して削ります
Img_7521
こんな風に、形木の枠にはめ込む場合もあります。いずれにしても、軸がびたりと合わないと削れない。

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