【山王海岸】台風でゴミいっぱい

台風が通り過ぎて、全体としてそれほど大きな被害はなかったようですが、海岸はゴミいっぱいになりました。

植物群落にも一部ゴミが打ち寄せていました。これから、清掃作業をしないといけません。かながわ海岸美化財団や地元の方などが清掃してくださいますが、人手は足りてません。

美化財団は、神奈川全域を清掃しないといけないので、どうしても遅くなってしまいます。

お近くの方、海岸を愛する有志の方は是非ゴミ拾いを各自でしてください。

まず、ペットボトルやブラスチックゴミなどを中心に先に拾ってください。飛んだり細かくなる前に処理してしまわないといけないのです。

ボランティアの袋に入れて、所定の場所に置けば美化財団の方が集めてくれるのですが、連絡がとれずに勝手に置くと地元の方に迷惑をかけます。分からない場合は個人で持ち帰って処理してください。

こちらの会で行う場合はまた連絡しますので、その時は協力ください。

山王海岸に限らず、自分の近くの海や、河川などもこんなではないかと思います。気がついたら「ちょいボラ」で、プラスチックのゴミ拾いからお願いします。

 

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ペットボトルがいっぱい。
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植物群落の上にもかかりました。

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桜と提灯

平成23年3月29日、小田原城のお堀の桜の並木の様子。そろそろ花が咲き始めます。さて、
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同じ頃の昨年4月の写真。桜はは満開。なんかすっきりきれい。開花しているかどうかは別にして何が違うか分かりますか。

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そう、違いは「提灯」。昨年は節電のために、提灯は点灯しなかったようです。何か、とてもすっきりしてきれいだった。

あれから、一年。節電の必要性は少しも変わらないのに、いろいろな電気を使うものが復活しています。街路灯、看板、道路の照明。 不便は確かにあったけど、電気がなくてもやっていける事を実証した事例ばかりだったのに。そのまま、続ければ良いのに・・・節電で、ちょっぴり街は美しかった部分もありました。

電気の使用は、もっともっと減らせる。いらない電気ばかりの気がします。

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節電・・・の事は別にして、ここからは趣味の問題。

自分は、どうも桜に提灯・・・は好きでない。せっかく美しい花なのに、電線かけて、プラスチックの提灯・・ぼんぼり・・は、景色を汚しているだけに感じる。

夜桜の下で宴会やったり、おまつり気分にするには、必要なんでしょうか。また、こんなポップな雰囲気もひとつの美学・・・なんでしょうか。

お堀の桜はきれいだけど、提灯あるからあまり見たくない。さいかち通りの桜の方が、すっきりしていて綺麗です。お勧めです。

一番きれいなのは、山の近くでぼつんと咲いている桜ですが。自然は人に汚されないと美しい。

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花壇・・踏まれると・・・

3月下旬の市民花壇の様子です。市民ホール建設予定地に期間限定でお借りしてます。

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まだまだ、枯れ草色ですが、小さく花が咲き、いろいろ芽が出てきています。うちらの花壇は、無耕起、無農薬、化学肥料なしで、一見すると雑草して生えてない。

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苗を少し植えましたが、こんな風に草の中に植えます。土が剥きだしの状態には決してしない。グランドカバーになる宿根草を植えてあるので、耕したらもうお終い。「一面の花々」には決してしたくないので、いろいろなものが少しずつ・・・です。雑草・・・の中にひとつ咲くのが美しい・・という美学を採用しています。


草の下に球根がしかけてありますので、春になるとあちこち芽生えてきて開花します。でも、そんな花壇だから、ただの雑草原・・・に見えるのか、みんなに踏まれます。折れてしまって残念・・・

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まあ、となりは芝生で、子供達がボールを蹴っていますので、入り放題、踏み放題。隣の花壇の人は、それで諦めて、市に返上して、今は別の人がやってます。

まあ、柵をしたり、入るなとか書いたり、そんな事はしたくない。もともと花壇は、子どもに悪戯されるためにある。そんな意味で丈夫な植物を植えています。

悪戯や悪意で、花壇が荒らされるのは、こんな風な花壇を作っている者にとって本望。だって、その美や価値に気付いて、傷つけたり荒らしたりするのだから。心を育てる役にたってます。

でも、どうも、ちょいと違う踏まれ方。「まるで気付いていない」、「全然悪気がない」踏まれ方。こっちの方がよほど悲しいです。花とか芽ととか、まるで存在に気付いていない。雑草とかも、価値は無いかマイナス。

花壇のような柵もない野原で、自由に遊んで、でも植物の芽生えや、昆虫の動きや、もぐらの穴に気付いて、何気なく踏まないようにする・・・そんな子供を育てる野原が良い・・・。

そんな意図で、開放的な花壇にしておいたけど、ちょっと、防御も必要かと。少し丸太を積みました。カラスノエンドウが少しはびこり過ぎなので、とらないと・・・

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花壇は、花のためでもあるし、近くで遊ぶ子供のためでもあるし、何よりも土の虫や飛んでくる虫のためにある。だから、ふんで固くしてしまうのが、一番困る。人の足は、自然にとって、かなりの破壊装置。そんな事が、分かる人が増えると良いのですが・・・

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山王海岸 春の芽生え

3月22日 山王海岸 春の芽生え

小田原山王海岸 冬はほとんど枯れ草ばかりでしたが、春の芽生えが・・

ハマボウフウ  芽が出てきました。宿根草です。地下部分は大きな根がある筈です。

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コウボウムギ  花芽が出てきました。この時期に踏まれると弱い。大切にしましょう。海の風景にぴったり。


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ハマヒルガオ  どこにあるのか、砂に埋もれていましたが、これからどんどん伸びます。


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保護する植物とともに、外来種も動き始めます。在来種がなんとか優性になってくれると良いのですが。

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「糞土師」 自然写真家 伊沢正名さん講演会

講演会のお知らせです。

小さな生き物に目を向けること。環境に関する意識、世界観が変わってきます。特に肉眼では見えにくい存在に目が向くようになれば、自然に対する感覚ははより鋭くなっていきます。そんな小さな世界についての講演会があります。

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「糞土師」 自然写真家 伊沢正名さん講演会
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「菌類による生態系の循環」 〜ウンコはごちそう〜
      
日時: 3月4日(日)13:30 〜 16:00 (資料代  500円 )

場所: 尊徳記念館 1階 視聴覚室(小田原市栢山2065−1) 定員60名(先着順)

お問合せ: 石井智子 090-3502-1353
メール mogmog_shiotamago●yahoo.co.jp

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「...一見、奇行とも思えるその行為の背景には、食べることばかり関心をもち、排泄物には興味を持たない、表層的エコロジーブームへの強烈なアンチテーゼがあった。」(山と渓谷社ブックレビューより)

伊沢 正名(いざわ まさな、1950年 - )は、茨城県生まれの日本の写真家。いわゆる隠花植物の撮影を専門に行っている自然写真家である。高校生時代に自然保護運動に加わったことを契機に独学で撮影術を身につけ、自然写真の道に入る。微小な被写体を自然光の長時間露光で撮影することを得意とし、コケ植物、きのこ、変形菌の美を紹介してきた。被写界深度の深い彼の写真は図鑑にも多用されている。また、本来、土に還るべき大便が、自然のサイクルから排除されていることに義憤を感じ、1974年から意識的野糞をはじめ、1999年には野糞率100%を達成。その後、1000日連続野糞を企図するが急な下痢で一旦断念。再起し、2003年に1000日連続野糞を達成。2005年には2000日連続野糞達成。2008年には3000日連続野糞達成。のべ回数は、まもなく1万2000回に達し、21世紀になってから一度もトイレで排便をしていない。2007年からは土に埋めた大便が完全に土に還るまでの過程を、掘り返して詳細に確認、記録する「野糞掘り返し調査」を実施した。 なお、排便後の処理は、紙は使用せずに水と葉っぱを使用する「伊沢流インド式野糞法」を確立している。

『くう・ねる・のぐそ 自然に「愛」のお返しを』、『カビ図鑑』、『粘菌−驚くべき生命力の謎』、『日本のきのこ(山渓カラー名艦)』、『森の魔術師たち』、『日本変形菌類図鑑』など主著共著多数。

オススメ参考サイト:

 糞土研究会のホームページ
 糞土研究会
 山と渓谷社の「くう・ねる・のぐそ」のページ
 くう・ねる・のぐそ のページ

パンフはこちらから


「fundoshi2.pdf」をダウンロード

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地域フォレスター制度

地域森林官制度 フォレスター

日本版フォレスター制度をつくろうとの議論があります。フォレスターは訳せば森林官。林野庁に森林官と言う役職はあり活動していますが、主に国有林の管理が仕事です。ここでは、もう少し包括的に官民協働で森林を統括する立場の創成について提案します。

 森の荒廃が話題になりますが、その原因とひとつとして、森林の所有制度が複雑で、地域の森林管理が一元化できない。国有林、県有林、市町村林、財産区、地域所有、個人林、企業所有・・・様々な所有形態の森が入り乱れているのが普通です。小規模や個人所有林などは、不在地主であったり、相続の関係で、所有者が現地を見た事もないような事例も少なくありません。

 小さな林分を手入れしても、隣の林分がそのままでは、光を林床にいれる事もできません。防災のためにひとつの山全体を一度に手入れする必要な場合もあります。

 森林作業をするのに最初に必要なのは、境界の確定。他人の山を勝手にいじれませんから、作業前に関係者の立ち会いで境界を確定する必要があるのですが、所有者すら忘れている場合があり、困難です。また、老齢のため所有者が立ち会えない等、年々困難になっています。ひどく手入れの遅れた森があり、森林ボランティア団体などが手伝っても良いとの意思をもっていても、所有者すら分からない事が少なくありません。

 なんらからの形で、地域の森林すべてについて、所有者や林分の様子、地質や地形などを統括的に把握している立場が必要です。個人の所有権に関わり、登記簿を参照したりする必要がありますから、ある程度公的な立場、権限をもった行政職の立場が必要です。

 国により制度は違いますが、そのような仕事をするフォレスターと言う役職があります。森林の実情把握だけでなく、技術的な支援や、さらに木材の流通経済のコーディネートまで行う場合もあります。

 公有林だけの立場なら、それぞれのセクションで森林簿をつくり管理していますが、地域横断的に、あらゆる所有形態の森林を統括管理する事はできていません。

 ひとつの水系で、森林はひとつの自然としてのまとまりがあります。所有区分は違っても、生き物達は自由にいきかい、水や風は一緒に動いていいきます。地域、特に市町村レベル、水系レベルなどを統括的に把握して運用していくような営みが森林再生には不可欠です。

 そのような強大な権限を集中的にもたせるのは、自由主義社会になじまない等の意見もあり、公権と私権の関係する難しい問題ですので、そう簡単には進まないでしょう。個人所有者が、かえって反発するような事態もありえます。しかし、制度の確立を待つには、森林の状況はすでに危機的です。

 そんな意味でも、「官民の関わる、協働によるフォレスター制度」を地域ごとに確立する事が課題です。各地域には、地域の名コーディネーターのような立場の人がいて、どこの森は誰の所有か、そしてそれぞれの家庭の実情まで近隣関係の中で把握している方が大抵はおられます。そのような方を通じて、個人的なつきあいの中で、互いの利益なるような施業や保全の手立てを組み立ていいく。さらに、それに行政権限のある立場が協働して、公と私の調整をしたり、資金の融資や補助金などの手当も考えて行く。

ひとりの「森林官」にあたる業務を、行政の森林統括部のようなセクションと民間の森林協議会のような組織、さらに地域森林市民団体連合・・のような連携が加わり、実務として森林統括を進めていく。

上からの統合でなく、下から順次集まりを束ねていき、森林統括を進めていく事が現実的な方法です。こんな形で「地域フォレスター制度」をつくれないでしょうか。地域主義、市民協働、森林再生のさまざまな流れの中で、多分そんな形で森林政策が統合されていくものと考えいますが、森林再生の緊急性からして、このような流れを地域で加速していくのが第一の課題です。

 予算抑制の時代で、公の果たせる役割が相対的に小さくなっていく時代で、官民協働による制度には、森林に関する充分な情報公開も必要です。森林所有なども私権がからむので、公開されない事例も少なくないのですが、公有林については、ある程度の明細な地図がつくられ、市民に公開される事が必要です。森林状況に関する統計や、森林計画なども、もっと市民に公開する事により、協力が得られます。

 市民団体が、どこに関われるか、企業はどのように関われるか、共通の情報共有によって合意形成も容易になります。森の様子が、もっと一般市民に分かるようになれば、おそらくもっと多数の市民が税の使い方や、資金提供、森のの関わりなど、さらに多くの力を集結できるようになるでしょう。積極的な森の情報公開もフォレスター制度の果たす第一の仕事です。

 森林官というと林業的な立場からの統括と捉えがちです。一方で「自然保護官」という制度が「環境省」などにあります。各国にも、保護行政を行う強い力をもった役職がある場合があります。日本では、どうも縦割り行政的に、別々の地域で、別の仕事をするようになりがちです。森林の多面的機能、生産林としての森林だけでなく、国土保全や、生態系維持、動植物の保護など、すべての森に関する人の営みが、さらに統括されていく必要もあります。

 地域フォレスター制度の中には、行政区分や、学問領域の違いなども統合される立場で人材が集結される事も望まれます。動植物の調査活動をするような市民団体と森林ボランティア団体などの市民レベルの包括的な協力関係も大切です。

 このような事は国や県のレベルでは、かなり難しいでしょうが、地域でこれを実現するのは簡単かもしれません。地域という単位では、そのような立場の違いも、「近隣のおつきあい」の中で自然に交流できますから、地域での小さなフォレスター制度は、先見的に可能です。

 異なる森を自由に行き交い、地域の森の「もの知り」になる。今のままでは、森のもの知りは、人間の私権の外にいるクマやイノシシたちだけなのでしょうか。クマやサルほどに森を動き回り、地域の森を統括的に把握する仕事をみんなで進めたいものです。
 
 

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環境・自然再生のための組織研究1 事例研究

小田原で進みつつある環境に関する組織形成のために、各地の参考事例を順次紹介します。

まずは、多少とも自分が多少ともふれる事のできた事例や近隣の事例です。

1  丹沢大山自然再生委員会 (大きな地域を包括する組織事例)

   丹沢大山自然再生協議会

 丹沢・大山の自然再生に関して、研究者・NPO等・マスコミ・企業・緒法人・行政が関わり、委員会をつくって活動しています。特に調査活動では大きな成果を上げています。 HPから組織や、活動、広報手段など、研究してみてください。もっとも近い組織として大変参考になります。

同レベルの組織が、県西地域、箱根・小田原・湯河原・南足柄などが一体になった地域で、形成される事をのぞんでいます。

2 AKAYAプロジェクト  (国とNGO、地元の連携の事例)

   AKAYAプロジェクト Nacs-J

  関東森林管理局 赤谷プロジェクト

 林野庁と自然保護協会、地元が協働して群馬県・新潟県にまたがる赤谷地域の保護・再生・グリーツーリズムなどを推進しています。特に地域をゾーニングして、それそれの手法で取り組んでいっている点などに特徴があります。

ダム撤去という先進的な選択を地元が主体で進めています。

   ダム撤去という選択

3 鎌倉風致保存会  (公益財団法人の事例)

  鎌倉風致保存会

日本で最初に「トラスト運動」を成立させた伝統ある組織です。保護の必要な場所を買い取って、ボランティアの手で手入れをして保全をしていっています。公益財団法人となっています。

財務諸表なども公開されていますので、参考になります。

   財務諸表

4 緑のダム北相模   (NPOの事例)

  緑のダム北相模

 主に二つの森林を拠点にして活動されています。時には定例活動に100人近い人員が参加して活動しています。活動状況など、HPから参考にしてください。

5 自然再生推進法による各地の自然再生協議会

 地域の環境に関しての組織の在り方として、国の法律に基づいていく事も有益です。法律の概要と各地の事例を是非研究してみてください。

   自然再生推進法

   自然再生の仕組み

● 環境のための組織のありかた研究のために

 環境NGOなどの雑誌、各種シンポジウム、研修会などに触れていると、無数の組織事例や活動事例にふれる事ができます。

 しかし、自分達の地域で、それを単純にまねをしようとしても、そううまくは行かないと思います。むしろ「同じ事を繰り返さない」「失敗を学ぶ」ための事例研究です。

多くの事例研究をする事により、「地分達の立ち位置を理解する」「どの程度のスケールの活動をするべきか」が、把握できてきます。

事例研究により、「無駄な議論」をしないで、先に進む事もできます。

各地の事例より、どんな事が地域の組織として必要か、順次まとめて行きたいと思います。まずは、紹介した諸事例を良く研究してみてください。それぞれのHPからたどると、奥の方に参考になる事例が隠れていますので、リンクをたどってみてください。


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小田原板橋みかん「棚畑」

小田原市板橋の山の急斜面。みかん畑がまるで「棚田」のようにそびえています。

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こんな急斜面、これだけの石を積み上げたのは凄い・・・手入れも大変でしょう。レールもひかれていますが、今は使っていないよう。

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蜜柑畑の橙色、黒いミカン小屋、海の青さ、石積みの色、これぞ小田原風景です。松永記念館の少し先の山です。

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海から見える蜜柑畑は美しい。蜜柑畑から見える海も美しい。農業遺産・・として棚田が注目されていますが、それにも匹敵するミカン畑。


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こんな小田原風景ですか、年々、ミカン畑が消えていきます。耕作放棄となり、草や竹に埋もれていつています。高齢化や継ぐ人がなく、小田原の至宝とも言える風景が荒れていっています。

うちら、「ふもと応援隊」で、一軒のミカン畑の手入れを手伝わせてもらっています。夏は、もう大変。ちょっと油断すると草だらけ。この景色を守るには大変な人手が必要です。

小田原では、少し知り合いがいれば、ミカンは買わなくても、誰となく回ってくる。地元のミカンを食べて、夏には草刈りの手伝いをして、この風景を残して行きたいと思います。夏になったら手伝いに来てください

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タヌキのロードキル

12月21日の事です。南足柄の幹線農道を走っていたら、車にひかれたタヌキが道路脇に・・・
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このあたりでは「見慣れた」風景なので、誰も気にしないで、そのままです。

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こんな場合、どのように対応すべきなのでしょうか。埋めて「土葬」にする・・衛生を考え市の施設に運ぶ・・・。 そのままだと、さらに車につぶされていき、最後は、道路に粉々になって見えなくなってしまいます。良く、ネコなどが、そんな風になっています。

「動物が自然の中で死ぬ時は、土や草むらの上かな・・・。」と私は思うのですが。

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こんな事象を「ロードキル」と言います。日々、無数の動物達が道路で殺されています。「ロードキル」で検索してみてください。様々な立場での「ロードキル」についての記事があります。

車の安全走行や事故防止の立場からの記事、楽しみとして動物をひき殺せ・・なんて記事、可愛そう・・という記事、動物保護の立場からの記事・・・・あなたは、どんな立場で、どんな思いをお持ちでしょうか。タヌキでなく犬だったら。猫だっら。シカだったら・・・ヘビだったら・・・昆虫だったら・・ミミズだったら


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過去に何体もひかれたタヌキを見ましたが、今回のはかなり痩せて、弱っていました。毛が抜けていて病気のようにも見えましたが、自分には判断できません。

道路は、人と人を繋ぐ役割をしますが、同時に自然を分断する働きをします。大きな道路に囲まれた地域は、動物が他の行き交う事を阻害されます。ある程度の自由な移動範囲を持つ事が種の生存にとっては不可欠の事です。生物多様性、遺伝学的な立場からの科学的な考察が、まず必要です。

そして、「見慣れた」事としないで、今の社会構造や人の心の構造について、大きな立場から、何かの「徴」として見るのが大切なのではないでしょうか。

どんな立場にたっても、道路が命を奪う場にならないように工夫して行きたいものです。


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竹の小鉢製作

年末、ひのき工房では竹の小鉢づくりをします。おせち料理に使います。

高さ4.5センチ、直径5センチ程。この緑色が正月らしい雰囲気にします。生きたままの竹です。

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基本的に手作業です。電動では、どうしてもささくれができます。また、竹の良い部分を見分けるには手仕事しかない。

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並行に切るのが難しい。簡単な治具をつくって切ります。ささくれないために、紙のような胴付き鋸を使います。

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切り口が水平で、ささくれなく、スパッとした感じに切るのが大切です。

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竹は上にいく程に細くなりますから、色々な直径ができます。この中から、規格の大きさのものだけを選びます。10個つくるのに20個は切って、その中から良い物を選びます。おせちに使わないのは、漆塗りに回します。


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切り口は、少しだけサンダーでバリ取りをします。

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竹は、こんな形で山から採取してきます。ちょうど良い径の所だけしか使わないので、一本の竹からせいぜい2個程度しか小鉢ができません。

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竹は、下曽我の森で採取させてもらっています。ここの竹は、昔ものさしをつくっていた良い竹です。でも、竹が使われなくなって、竹が繁茂して、山が荒れています。もっと竹を切って使えば、山が再生します。小鉢つくりの筈が、どうも竹伐採、山再生の方に気が向いてしまい、竹を切りまくりました。

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できた小鉢は、丁寧に洗って、水に浸けて保存します。空気中に乾いたまま置くと一日で色が黒ずんでしまいます。切って、すぐ納入して、すぐに料理に使わなくてはいけないので、鮮魚ならぬ「鮮竹」です。緑色の竹は、細胞はまだ生きています。

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小田原の料理屋さんで、こんな具合に使ってもらっています。以前は京都から取り寄せていたそうですが、地元のものを使ってもらえて有り難いです。

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